ジョイントベンチャーの出資に仮想通貨イーサリアムが現物出資される予定とのことです。
「設立当初の出資総額は2億円、シンプレクスが1億200万円(出資比率:51%)を現金出資する一方、SCSは9,800万円相当(出資比率:49%)の仮想通貨イーサリアムを現物出資する予定です。新会社設立にあたり、仮想通貨を現物出資するという先進的な出資スキームを採用することで、今後の企業活動における仮想通貨の普及と地位向上に貢献していく所存です。」
株式会社設立の際の出資は金銭によるほか、金銭以外の財産(不動産等)で行うことも可能です。これを現物出資といいます。
国内における仮想通貨での現物出資の事例はこれまでにもありましたが、これだけの規模の出資の事例は初めてではないでしょうか。
仮想通貨での出資のメリットは現状話題性の他には特にないと考えられるので、他社が次々追随するということは考えにくいですが、興味深いリーディングケースとなりそうです。