目の前にペットボトルに入った水があったとします。この水を売るための広告コピーを考えるには何から始めますか。
広告コピーを考えるには、まず、その商品の具体的な情報や競合送品との違い、すなわちUSP(競合優位性)を調べることが必要です。
このような内容について詳しく書かれているのがこちらの本。ツイッター上で評判でkindle読み放題で読めたので読んでみました。コピーライターの仕事がよくわかります。
広告コピーの仕事では、まずはじめに商品を知ることが必要になります。ここで知るべきなのは商品の競合優位性です。私がこのブログを書くのに使っているLet's note(ノートPC)だったら、「頑丈」「ハイスペック」「長時間駆動」といった情報ですね。
このとき注意するのは、カテゴリーではなく具体的な商品でコピーを書かなければならないということです。さきほどの例でいったらノートPCがカテゴリーで、Let's noteが商品です。
競合優位性がわかったら、次にターゲットを定めます。誰がこの商品を買ってくれる可能性があるかということですね。Let's noteであればPCを持ち運ぶことが多いビジネスパーソンがターゲットになるでしょう。
広告コピーのツボは競合優位性とターゲットです。これは広告コピーだけでなく、製品戦略を考える上でも重要です。
この本は、コピーライターを目指している人だけでなく、製品戦略等の立案担当者にもおすすめです。